標準語で「くれる」と言えば、「もらう」という意味ですね。
「おばぁちゃんがお年玉くれた」など。
会津弁で言うと、「与える」意味にもなります。
用法
「嫁にくれる」
【訳:嫁に出す】
「くっち(くれて)やる」
【訳:あげる】
もちろん、標準語のように「もらう」の意味で使うこともあります。
「それ、俺にくっち(くれて)みろ」
【訳:それ、俺に頂戴】
標準語で「くれる」と言えば、「もらう」という意味ですね。
「おばぁちゃんがお年玉くれた」など。
会津弁で言うと、「与える」意味にもなります。
用法
「嫁にくれる」
【訳:嫁に出す】
「くっち(くれて)やる」
【訳:あげる】
もちろん、標準語のように「もらう」の意味で使うこともあります。
「それ、俺にくっち(くれて)みろ」
【訳:それ、俺に頂戴】
会津弁で、特別に寒いことを「かんじる」と言います。
ところが、その程度を表すときに、「寒いけど、かんじるほどでねぇな」なんて言ったりします。
ふと疑問に思いました。
「かんじる」 「かんじない」の境ってなんだろう?と。
それ以来、気にしていると、ようやくわかりました。
その境とは、ずばり、「水の凍る、凍らない」。
車を運転するのにも、玄関前や街中を歩くにも、いやいやもっと身近に生活の水においても、凍る、凍らないというのは日々の生活にとってとても重要な要素なのです。
水道水が凍る気温ともなれば、少し水を出して流しておくなどして水道管の凍結防止をしないといけませんし、車の運転や徒歩も十分に気をつけないといけません。
水が凍るかどうかは、純粋な気温で決まるわけではありません。
雪が降らない乾燥した日は、気温がプラスでも風が吹くと気化熱として熱を奪われ水は凍ります。
ですから、会津の人は「凍りそう」 「凍らない」の微妙な体感温度を経験的に培われた身体のセンサーで察知し、「かんじる」 「かんじない」を判断し、言い分けているのです。
会津弁、それは生活に密着した生きている言葉なのです。
(楽しいこと、ポジティブなことや場所に)来てみてください、行ってみてください、一緒に行きましょう、など
二次会に飲みに出るのを渋る仲間に「いいから来てみれば楽しいんだから」的なニュアンスを込めて使ったりします。
(一緒に)行きましょう
語源は「相馳せ」でしょうかね?
「あいべ」より丁寧な言い方。
(一緒に)行こうよ
「あいばせ」より、くだけた言い方。
あちらに
あちらへ
「あっちさ」が変化したものと思います。
下の名前の後に付ける年上の女性の敬称
男性には「あんつぁ」
長男・長兄の嫁
「おねえさん」の意味で訳されることが多いようですが、厳密にはただのお姉さんは「ねぇちゃん」で、「あねさ(あねさま)」は長男・長兄の嫁だけに使います。
または、あねさ(のような女性)=長男の嫁のように凛とした女性、という意味で指す場合や例えにも使われます。
塩気が足りない
味が薄い
味噌汁が甘いと言うと、砂糖などの甘味があるという意味ではなく、塩気が足りない、しょっぱくないという意味。
対義語・・・からい
下の名前の後に付ける年上の男性の敬称
女性には「あね」